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1870年(明治3年)、ジュリア・カロゾルス女史により築地居留地に設立されたA六番女学校を起源としている。その後、1890年(明治23年)に女子学院と改称した。初代院長の矢嶋楫子は、女性の自立を説いた社会運動家でもあった。矢嶋の「生徒たちを信頼します」の方針のもと、女子学院は子どもたちの自主自律を促すさまざまな「仕掛け」を用意している。
女子学院生の特徴は「自分をしっかり持っている」人が多い。





●所在地 〒102-0082 東京都千代田区一番町22-10
●交通 東京メトロ有楽町線「麹町駅」徒歩3分、
東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」徒歩6分、
JR中央線・総武線、東京メトロ南北線・有楽町線、都営地下鉄新宿線「市ヶ谷駅」徒歩8分





●募集定員 女子240名
●選抜方法 算数・国語・理科・社会、グループ面接(本人のみ)、報告書
※親元から通学するとともに、通学時間1時間30分以内が受験資格となっている。
●入試日 2月1日
●合格発表 2月2日11:00~予定





東京大学30名(26名)、京都大学4名(3名)、一橋大学17名(13名)、早稲田大学180名(148名)、慶應義塾大学110名(96名)、
上智大学72名(66名)




   国語

大問内容
大問1
随筆文(田中淑恵『本の夢 小さな夢の本』)
大問6
大問11
大問2
論説文(清水眞砂子『幸福に驚く力』)
大問7
大問12
大問3
漢字の書き取り
大問8
大問13
大問4
大問9
大問14
大問5
大問10
大問15
問題解析
3題構成だった入試問題が平成25年度以降2題構成となりました。今年度も2題構成です。大問1は随筆文、大問2は論説文です。前者は語彙レベルが高く筆致が淡々としている文章のため、読みづらく感じた受験生がいるかもしれません。大問1のポイントは比喩の具体化です(問2・7)。大問2は巨視的な読解力を試す設問が多く見受けられました。合格点を奪取するためには、特に論理的文章を徹底的に精読することが必要です。努力する受験生を裏切らない、そういう入試問題です。

    算数

大問内容
大問1
計算・約束記号・速さ・角度・周囲・面積
大問6
平均(出題ミス)
大問11
大問2
動ける範囲の面積
大問7
大問12
大問3
仕事算
大問8
大問13
大問4
水そうを傾ける
大問9
大問14
大問5
変形カレンダー
大問10
大問15
問題解析
問題中の空欄の数が24個と昨年並みのボリュームでした。1問あたり100秒のスピードで解かなければ全問解答は出来ない計算になります。さて、今年の本校の算数では大問6に出題ミスがありました。最後の問題であったことが不幸中の幸いです。本校に向けて十分に準備を整えてきた受験生は、この問題を捨てて見直しに取りかかったのではないでしょうか。しかしながら、出題ミスがあったことは大きな問題です。今後はこのようなことがないように期待したいと思います。


     理科

大問内容
大問1
火山・人工衛星と小惑星探査機
大問6
大問11
大問2
捕食者と被食者の個体数変化
大問7
大問12
大問3
ろうそくの燃焼・物質の性質と分類
大問8
大問13
大問4
電熱線と電流・発熱
大問9
大問14
大問5
大問10
大問15
問題解析
40分で多くの問題を解かなければならない形式は例年通りです。今年度は大問1で時事問題が出題されました。全体としては平易な問題が多く、例年よりも高得点勝負だったと思われます。本校の理科は、大半が選択肢や用語を答える問題ですが、記述問題なども出題されます。テンポよく解き進めるためには、深い理解と広い知識が備わっている必要があります。日ごろから本質(原理や原則)を意識した質の高い学習をおこないましょう。


     社会

大問内容
大問1
地理・歴史総合
大問6
大問11
大問2
歴史(近世・近代)
大問7
大問12
大問3
地理・公民総合
大問8
大問13
大問4
公民(地方自治)
大問9
大問14
大問5
大問10
大問15
問題解析
問題形式は例年通り。今年度のテーマは交通です。小問数は全65問と、多くの設問に対してのスピーディな解答能力が問われました。大問1は新潟県を題材に、主に地理分野から出題されました。大問2は主に近代史。政治・外交が中心の出題です。大問3は三陸鉄道をテーマにして、主に公民分野からの出題です。そして、大問4は夕張市を題材に地方の窮状への理解が問われました。必要とされるのは幅広い知識。最難関レベルの問題です。




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